業務効率化の金額換算計算の使い方
- 「1回あたりに減らせる時間」を分で入れ、「回数」と「頻度(回数の単位)」で、その作業が毎日・毎週・毎月のどのペースで何回あるかを入れます。
- 「人数」に、その作業をしている人の数を入れます。
- 「1時間あたりの人件費」を円で入れます。頻度が毎日の場合は「年間の勤務日数(毎日の場合)」も入れます。
- 導入を考えているツールがあれば「ツールの月額費用(任意)」に入れます。年間と1か月あたりの効果、費用を引いた額が表示されます。
業務効率化の金額換算の計算式
最初に年間の回数を出します。頻度が毎日なら「回数×年間の勤務日数」、毎週なら「回数×52」、毎月なら「回数×12」です。
年間で減らせる時間は、1回あたりに減らせる時間(分)×年間の回数×人数÷60、で時間に直します。年間の金額は、年間で減らせる時間×1時間あたりの人件費、です。1か月あたりの時間と金額は、それぞれ年間の値を12で割ります。
ツールの月額費用を入れた場合は、年間の金額から「月額費用×12」を引いた額を出します。あわせて、1か月あたりの効果と月額費用のどちらが大きいかも表示します。
「1時間あたりの人件費」はこのツールでは決まった値を持ちません。社内に基準があればそれを使ってください。給与のほかに社会保険料などを含めるかどうかは、社内の考え方によります。
業務効率化の金額換算の計算例
1回あたり15分、毎日1回、5人、1時間あたりの人件費3,000円、年間の勤務日数240日とします。年間の回数は1×240=240回です。年間で減らせる時間は15×240×5÷60=300時間です。年間の金額は300×3,000=900,000円です。1か月あたりは300÷12=25時間、900,000÷12=75,000円です。
月額5,000円のツールを入れると、年間の費用は5,000×12=60,000円で、900,000−60,000=840,000円が費用を引いたあとの年間の金額です。ページの初期値には、月額費用を除いたこの例の数字が入っています。例として置いた値で、何かの基準ではありません。
業務効率化の金額換算の早見表
毎日1回の作業を、勤務日240日・1時間あたりの人件費3,000円で換算した例です。
| 減らせる時間 \ 人数 | 1人 | 5人 | 10人 | 30人 |
|---|---|---|---|---|
| 5分 | 60,000円/年 | 300,000円/年 | 600,000円/年 | 1,800,000円/年 |
| 10分 | 120,000円/年 | 600,000円/年 | 1,200,000円/年 | 3,600,000円/年 |
| 15分 | 180,000円/年 | 900,000円/年 | 1,800,000円/年 | 5,400,000円/年 |
| 30分 | 360,000円/年 | 1,800,000円/年 | 3,600,000円/年 | 10,800,000円/年 |
| 60分 | 720,000円/年 | 3,600,000円/年 | 7,200,000円/年 | 21,600,000円/年 |
業務効率化の金額換算のよくある質問
1時間あたりの人件費には何を入れればよいですか。
このツールは決まった値を持ちません。社内で原価計算などに使っている基準があればそれを入れてください。時給だけで見るか、社会保険料などの会社負担も含めるかは、社内の考え方で決めてください。
減らせる時間が人によって違う場合はどうしますか。
全員の平均的な時間を入れるか、人ごとに人数1人で計算して足し合わせてください。大きく差がある場合は、少なめの時間で計算しておくと見込みが過大になりにくいです。
出てきた金額はそのまま会社の利益になりますか。
なりません。減らした時間を別の仕事に使えた場合の価値を、人件費で置き換えた目安です。実際に残業代や外注費が減るかどうかは、業務の内容や会社の運用によります。
頻度が毎週・毎月のとき、年間の勤務日数は使いますか。
使いません。毎週は年52回、毎月は年12回として計算します。年間の勤務日数は、頻度を毎日にしたときだけ年間の回数に使われます。
出典・前提
この計算は入力値どうしの四則演算だけで、外部のデータは使っていません。